ABOUT

株式会社 麹ラボでは豚や牛などの動物性の肉、大豆や野菜でできた植物性の肉に代わる第三の肉を開発しています。肉の材料として私たちが着目しているのは、日本の伝統的な発酵微生物である麹菌です。麹菌は、日本酒や味噌、醤油作りに欠かせない微生物で、1000年以上も昔から私たちの食生活を豊かにしてくれてきた働き者です。まさにこの麹菌を育てて「肉」として利用することで、これまでにない新しい食品を提供してくれると期待しています。人にも地球にもやさしい新たな食品の実現に向けて、私たちは精力的に研究開発を進めていきます。

POTENTIAL

地球にやさしい

温室効果ガスや廃棄物の排出を抑え、私たちが直面する複数の環境問題を解決できます。

原料がさまざま

酒造りの過程で出る酒粕や焼酎粕などの副産物を有効利用できるので、資源循環に寄与します。

栄養が豊富

繊維構造をもつ肉のような食感があり、タンパク質、ビタミン類、必須アミノ酸なども含みます。

PROCESS

①麹菌の種を植える

酒や味噌の醸造に用いられる麹菌の種(もやしとも呼ばれます)を栄養を含む培地に植えます。

②麹菌を増やす

発酵タンクの中で麹菌が栄養を取り込み、数日かけて培地中いっぱいに生育します。

③麹菌を調理する

麹菌の菌体を回収して余分な水分を除き、つなぎや具材を混ぜ込んで、煮たり焼いたり調理します。

NEWS

2025/01/13
1/20に開催される茨城県主催の「ROCKET PITCH NIGHT IBARAKI 2025」に登壇します。
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2024/12/17
株式会社麹ラボを設立しました。

2024/11/17
12/9に京都フードテック研究連絡会議第3回セミナーに登壇します。ご参加には、京都フードテック研究連絡会議に会員登録する必要があります。
(京都フードテック研究連絡会議のHP:https://ftrc-kyoto.jp/)

2024/11/17
2024/11/26-28開催のアグリビジネス創出フェアにおいて、JST OPERA 食と先端技術共創コンソーシアムのブースにて研究紹介します(11/27は不在)。11/28は出展者プレゼンテーションに登壇します。
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2024/09/05
9/22に日本繁殖生物学会が主催する市民公開講座「持続可能な食肉の未来」にて講演予定です。
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2024/08/30
今年中の起業に向けて、クラウドファンディングを実施中です。リンク先をご参照ください。
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2024/08/24
8/29-31に名城大学で開催される日本食品科学工学会に参加予定です。
麹菌代替肉に関連する発表もあります。

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2022/04/11
micsmagazineにて麹ラボが紹介されました。
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2022/04/06
毎日新聞にて麹ラボが紹介されました。
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COMPANY

株式会社麹ラボ

〒305-0031
茨城県つくば市吾妻2-5-1 つくばスタートアップパーク内
問合せ先:hagiwara_d(@)koji-labo.jp

代表取締役

萩原 大祐

兼任:筑波大学生命環境系 准教授

名古屋大学大学院において農学博士の学位を取得。東北大学未来科学技術共同研究センターにて日本学術振興会特別研究員、株式会社デンソー(博士研究員)、千葉大学真菌医学研究センター(特任助教)を経て、2017年に筑波大学に着任。一貫して微生物、特に糸状菌の遺伝子機能、ゲノムの解析研究に従事してきた。筑波大学に赴任してから糸状菌の相互作用研究を本格的にスタートさせている。2021年から、麹菌の「未来の食」としての可能性に取り憑かれている。

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